【ACT4日】 ハンバーガーから赤紫色のビートルートが消えてしばらく経つのに気付いた人も多いだろう。輸入に頼りすぎる現状が指摘される。
昨年、ニュージーランドの加工食品会社「ゴールデンサークル」がサイクロンの影響を受けて以来、全国でビートルートが不足している。同社はブリスベンに基盤を置いていたが、2008年のクラフト・ハインツによる買収後、2011年にニュージーランド北島のホークス・ベイに移転した。
国内の野菜・芋類の主要機関、AUSVEGの広報官は「ビートルート不足は、国内需要を満たす食品製造能力の必要性を明らかにした」「缶詰や加工野菜の輸入国として、しばしば国際的なサプライチェーンに翻弄されている」「ある地域で短期的に野菜の生産が落ちても、他の地域で補う能力がオーストラリアにはある」と話した。
クラフト・ハインツによると、多くの農作物がサイクロンの影響を受けたが、ビートルートも向こう数週間以内に店舗に戻り始め、数か月以内に通常の供給に戻る見通しだ。
ソース: nsw.com.au – National beetroot shortage raises question of whether Australia is ‘at the mercy of international supply chain factors’