【ACT5日】 サッカー女子オーストラリア代表「マチルダス」のサム・カー選手が、昨年1月に英国の警察官に対して人種差別的な言動を行ったとして、1年以上経って現地で起訴された。
イングランド女子スーパーリーグのチェルシーに所属するカー選手は4日、昨年1月30日に英国でタクシー料金に関して警察官ともめ、侮辱的、脅迫的、虐待的な言動を警察官に発したとして、ビデオリンクを通して無罪を主張した。来年1月に裁判が行われる予定だ。
5日朝の報道まで、豪サッカー協会のジェームス・ジョンソンCEOもマチルダスのコーチのトニー・ガスタブソン氏ともに、カー選手の容疑について認識がなかった。ジョンソンCEOは、知らせはショックだとしつつ、「今は事件の真相究明に取り組んでいる。実際に何が起こったのか」と話した。
カー選手はビデオ出廷の数時間後、マチルダスのマッケンジー・アーノルド選手の30歳の誕生日を祝い、キャプテンから退く意向を示した。膝の前十字靭帯を負傷したカー選手は、パリ・オリンピックにオーストラリア代表として出場はせず、プレー復帰の見通しも年末以降になる可能性がある。
ソース: nsw.com.au – Matildas coach and Football Australia respond to Sam Kerr’s police incident