【VIC7日】 VIC州バララットでサマンサ・マーフィーさん(51)がジョギングに出かけたまま行方が分からなくなっている事件で、同州警察は5日、22歳の男を殺人の容疑で逮捕したと発表した。警察は男が拘留されていることは認めたが、起訴はされていないもよう。また、男はマーフィーさん一家との関係はないという。
サマンサさんは2月4日午前7時頃、近くのWoowookarung Regional Parkの14キロメートルのジョギングコースを走るため、バララットのユーレカ・ストリートの自宅を出発した。家を出てから約1時間後、サマンサさんは公園に隣接するマウント・クリア地区に到着していたとみられるが、その後の消息が分かっていない。
サマンサさんの夫のミックさんと娘のジェスさんはメディアのインタビューに応じ、「家族はこの状況の中で出来る最善を尽くしている」と述べ、地域の人々に対し情報の提供や捜索への協力を求めた。
警察は先月、サマンサさんが生存している可能性は低いとの見方を示した上で、「多くの人物が関与した可能性がある」と指摘。サマンサさんの身近にいた全員が参考人だとする一方、夫は容疑者ではないと強調していた。
ソース:news.com.au-Man arrested in search for missing Ballarat mum Samantha Murphy