【ACT11日】 最新の調査によると、国内の平均的な世帯は収入の48パーセントを住宅ローンの返済に費やしている。
昨年12月までの四半期で国内住宅の値ごろ感は2.7パーセント下落し、危機的レベルに下がった。NSW州、VIC州、SA州、TAS州、首都特別区域(ACT)の住宅値ごろ感は過去20年で最低。QLD州は2.8パーセント下落で最も影響が大きい。
オーストラリア不動産協会(REIA)のリアン・ピルキントン会長は「状況緩和は金利を上げないのみ」と話した。連邦準備銀行(RBA)は先月、政策金利を昨年11月に設定した4.35パーセントで据え置くと発表している。
ピルキントン氏はまた、賃貸物件についても警告した。国内の平均賃貸料も世帯収入の23.9パーセントを占め、値ごろ感はVIC州、QLD州、WA州、VIC州、TAS州、SA州、NT準州で下がった。変化がないのはNSW州とACTのみ。
初めて住宅を購入するたファーストホームバイヤーの数も増えた。2023年12月までの3か月で16.8パーセント増え、前年同時期比でも12.8パーセント増えた。ファーストホームバイヤーの平均ローン額は前年比5.5パーセント増の51万4,664ドル。自宅に住むローンの数も全州・地域で9.7~25.3パーセント増加した。
ソース:news.com.au – Australians spending half their income on mortgage repayments: report