【ACT12日】 中国の商務省は、オーストラリア産ワインに課されている関税撤廃の暫定案を発表した。今月末にも最終決定される見通しだ。
中国は昨年10月、2021年にオーストラリア産ワインに課した関税の撤廃に向けて取り組む方向で合意した。今月末までに中国はワインの関税を見直し、オーストラリア側も世界貿易機関(WTO)への訴えを一時差し止めることで合意した。
昨年8月、同様な経緯を経て大麦に課された関税が撤廃された。
ワット農業相は、国内のワイン業界は高い関税の痛手を受けてきたとして「今日の発展はワイン生産家にとって朗報だ」「国産品にかけられた残りの貿易制裁撤廃に向けて働きかけていく」と話した。
ソース:news.com.au – Proposed removal of tariffs on Australian wine imports into China