【ACT18日】 来月3日から国内の切手代が最大25パーセント上昇する。配達される手紙の数が減少し続けているためだ。
来月3日から、普通小型郵便切手は1ドル20セントから1ドル50セントに値上げされる。125グラムまでの切手付き普通大型書簡は3ドル(2ドル40セントから値上げ)、125~250グラムの切手付き大型書簡は4ドル50セント(3ドル60セントから値上げ)となる。
年金受給者や障がい者など、コンセッションカード保持者用の切手は60セントで据え置き。クリスマスカードの送料も65セントで据え置かれる。
オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は、1か月にわたる協議プロセスを経て切手の値上げを認めたが、頻繁に手紙を出す消費者への影響も認識した。
オーストラリア・ポストによると、切手の値上げによる世帯への影響は平均で年4ドル50セント。平均的な家庭は週2通の手紙を受け取っており、配達される手紙の量は向こう5年で半減する見通しだ。
オーストラリア・ポストは今月初め、6か月の利益を前年同時期比1,000万ドル増の3,360万ドルと発表した。背景に、夏にかけて1憶個近くに上った過去最大量の小包がある。一方で手紙は1憶8,200万ドルの損失で、配達された手紙の量も12パーセント減少した。昨年1月に切手が10セント値上げされなければ、郵便事業の利益はさらに9,000万ドル減少したと見積もられる。
ソース:news.com.au – Stamp prices set to jump as Australia Post clocks plunging letter volumes