【QLD30日】 昨年就航したばかりの格安航空会社ボンザ(Bonza)が30日、突如運航を一時停止した。将来的なビジネス実現性が不確かなようだ。
ボンザのティム・ジョーダンCEOは30日、ナイン局の朝番組「トゥデイ」の中で「本日運航予定のサービスを一時停止した。事業として継続していけるか協議中にある」と述べ、国内各地で影響を受けた乗客に謝罪した。運航再開の目途は立っていないという。
ゴールドコースト空港で30日、少なくとも9便がキャンセルされ、前日29日も同様にキャンセル便が出た。
トレーシー・ヒルバートさんは昨夜父を亡くし、メルボルンで身動きが取れなくなっている。競合のジェットスター航空とヴァージン航空が支援を申し入れたが、ボンザからは連絡がない。
旅行大手フライトセンターもボンザと連絡がとれないでいる。
ある乗客は「搭乗ゲートに来てキャンセルされた。代替便もない。ヴァージンに526ドル支払って帰宅する羽目になった」とフェイスブックで怒りを表した。他の乗客も、旅行クレジットでなく返金を求めている。
ボンザは昨年1月の就航以来、信頼性低下や路線キャンセルなどで批判を浴びてきた。
ソース: news.com.au – Budget airline Bonza grounded amid discussions about future ‘viability’