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コールズ みかんのネット袋を紙袋に

【VIC10日】  スーパーマーケット大手のコールズは、リサイクルしやすい紙袋を使ったみかんの販売を開始し、今年だけで11トンのプラスチックを削減する見通しだ。同社は4月から10月までに100万袋以上のみかんを販売するとみられている。

国内のスーパーマーケットでは伝統的にオレンジ色のネット袋に入ったみかんを販売してきた。環境保護団体のプラネット・アークは、ばら売りされたものを持参の袋で持ち帰るのが一番良いが、ネット袋を廃止するのは良い一歩と評価した。

コールズのシャーロット・ギルバート生鮮部長はみかん袋の変更について、廃棄物を減らすためと説明している。同社は現在、コールズ・ミニ・パック・マンダリンズ、コールズ・ユニーク・セレクションズ・マンダリンズなどを販売しているが、紙袋で販売されているのはユニーク・セレクションズだけとなっている。この紙袋は各家庭でリサイクルごみとして廃棄が可能だ。

プラネットアークのレベッカ・ギリングCEOは、コールズがリサイクル可能な袋を作ったことは好ましいとし、「可能な限りばら売りの食品を購入し袋を再利用することを支持する一方、リサイクルしやすい商品を提供しようとするコールズの取り組みを称賛する」と述べた。国内でみかん販売にリサイクル可能な袋を使用していないのはWA州内の店舗だけとなっている。

 

ソース:news.com.au-Coles ditches plastic net bags for much-loved healthy sweet treat

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