【NSW19日】 ギャンブルの認識キャンペーンに出演したサッカーAリーグの選手が、スポーツ賭博の汚職で起訴され、広告も引き下げられた。
マッカーサー・フットボールクラブ(FC)のミッドフィルダー、キアリン・バッカス選手(32)は17日、反則のイエローカードを故意に受けたとして、同FCキャプテンのウリセス・ダビラ選手(33)とクレイトン・ルイス選手(27)とともに起訴された。
バッカス選手はわずか3か月前、ギャンブル問題の認識向上を目的としたNSW州酒類・ゲーミング局の広告に出演したばかり。「賭け事でストレスを感じたら、助けを求めてください」と同選手が語り掛ける映像は、NSW州GambleAwareのフェイスブックページから削除された。
警察によると、昨年、キャプテンのダビラ選手が他2選手に対し、Aリーグの2試合で故意にイエローカードを受けるよう指示をした。その後、2選手にそれぞれ1万ドルの報酬を渡したとされる。メキシコ出身のダビラ選手は、南米の犯罪組織と関連のある男から指示を受けたとされる。
ソース:news.com.au – Gambling ad pulled after A-League player star charged with betting corruption