一般

WA州銃規制法改革 国内で最も厳しいものに

【WA27日】   パースで先週、元パートナーによって母親とティーンエイジャーの娘が銃殺される事件が発生した。WA州は、国内で最も厳格な銃規制法を導入する予定だ。

24日、ジェニファー・ペテルクジクさん(59)は元パートナーのマーク・ジェームズ・ボンバラ容疑者(63)によって、娘のグレーテルさん(18)とともにフロリートの自宅で銃殺された。

事件後、数週間前にジェニファーさんが警察に助けを求めていたことが明らかになった。一連のDV事件を受け、ジェニファーさんはボンバラ容疑者と生活したモスマン・パークのマンションから身の回り品を引き払うため、警察の支援を求めていた。警察によると、DV事件の報告は一切なかった。また、ボンバラ容疑者も前科がなく、行動規制命令も敷かれていなかった。

ボンバラ容疑者は銃免許を持ち、銃を13丁所有していた。このうち2丁を2人の殺人に使った。

WA州は国内で最も厳しい銃規制法を導入する予定だが、今回の事件を受けてさらに厳しいものになる可能性もある。

クック州首相は、「パースの街中で、1人の男が銃を13丁も合法に持てるとは理解しがたい」「明日議論される銃規制法改革は国内で最も厳しいものになる」と話した。現在の法案にさらに改善の余地がないか見直し中という。

パパリア州警察相は「現行の銃規制法は不十分。新たな法のもとでは、ボンバラ容疑者は銃を所持できなかった」「娯楽目的の銃免許は無くなる」と話した。

州野党自由党のメッタム党首も法改革を支持する。

女性に対する男性の暴力防止を訴える「ホワイトリボン・オーストラリア」のメリッサ・ペリー最高責任者は、「5か月経たずして女性31人が死亡した。許しがたい。今、止めなければならない」「女性に対する男性の暴力は、女性に問題はない。男性に問題がある」と語った。

ソース: news.com.au – WA gun laws to be toughest in the nation after Floreat shooting

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら