【QLD28日】 QLD州政府は、パンデミック中の公衆衛生法違反に伴う未払いの罰金300万ドル以上の追跡を続行する。当局による強制的な返済もあるとして、自主的な返済が奨励される。
2020年のパンデミック開始以降、QLD州の罰金回収当局(SPER)に罰金750万ドル超が登録された。このうち半分以上は完済または分割払いの措置がとられ、5パーセントは抹消された。抹消の理由は明らかにされていないが、通常は債務者の死亡、債務者の所在不明、債務を回収する方法が尽きた場合など。
今年5月の時点で、2,186件の罰金およそ360万ドルが未払いとなっている。このうちおよそ47%が強制的な返済手続きになる見通しで、37パーセントは分割払いの手続きが取られている。
SPERの広報官は「罰金が消えることはない」と述べた。返済が困難な人はSPER(電話1300 365 635)に連絡し、支払いの選択肢を協議して強制返済を避けるよう促される。強制的に罰金を支払わせるために、SPERは不動産の差し押さえや運転免許証を停止する権限も持つ。
QLD州は2021年12月に州境を再開し、2022年3月にマスク着用など公衆衛生規制を緩和した。
ソース: abc.net.au – Queensland government debt collector pursuing $3.6 million in unpaid COVID-19 fines