【VIC4日】 配車サービスのウーバーは4日、新たに排気ガス削減のトラッキング機能を導入した。電気自動車(EV)やハイブリッド車を利用した乗客が、二酸化炭素排出をどれだけ削減したか確認できる。
ウーバーは、乗車ごとに排出した二酸化炭素の量ではなく、低排出車両を選ぶことでどれだけ排気ガスを削減できたか示し、ポジティブに低排出車両の利用をアピールする。EVとハイブリッド車使用の「ウーバーグリーン」と通常の「ウーバーX」の利用料金は同じだ。同社アプリ上で「ウーバーグリーン」を選ぶと削減した排出ガスが確認でき、ガソリン車と比較もできる。より高価な「コンフォート・エレクトリック」も同様だ。新たなシステムは4日から全国で導入された。
ウーバーはさらに、国内のドライバーに年最大3,500ドルを3年補助し、EV車への移行を支援する。今年最初の3か月で国内のウーバーの利用数は180万回、このうちEV車は4,000回超だった。
国内でウーバーによる排ガス削減はVIC州がトップ、次いでWA州、QLD州、NSW州、首都と特別区域(ACT)、SA州の順だった。
3月、ウーバーはタクシー運転手から収入とタクシー免許の価値を奪ったとして、集団訴訟で2憶7,180万ドルを支払うことで合意した。
ソース: news.com.au ‐ Uber launches carbon dioxide savings tracker