【ACT10日】 オーストラリア統計局(ABS)の発表によると、今年5月の13業種売上高は前月から0.6%減少した。売上高は企業が生み出す総収入を指し、GST年間売上高が2,000万ドル以上の企業を対象とした。
統計によると事務・支援サービスが2.3%減と最大の落ち込みを記録。卸売業は2.1%減、建設業は1.1%減となった。
一方、芸術・娯楽産業は2.8%上昇し、メディアと電気通信も2.6%上昇した。ABSは人工知能の需要が引き続き伸びている出版業界の伸びを高く評価している。
ABSのユーイング企業統計部長は、5月の統計は売上高の停滞傾向がさらに拡大したと指摘。「ここ数か月で見られたパターンが続いており、5月の企業売上高13業種合計は横ばいだった」と述べた。
一方、5月の総売上高は減少したが、13業種中11業種は前年同月を上回った。最も増加したのは建設業で6.4%増加。最も苦戦しているのは鉱業で23年5月から24年5月までの売上高は5.5%減少した。
ソース:news.com.au-ABS data shows fall in May business turnover It’s been a difficult few months for business in Australia and there’s no end in sight, with turnover down for the month of May.