生活

コンビーフ売上31%増 食費節約に苦心

【NSW13日】  オーストラリアの家庭でコンビーフ(Corned beef)の消費が急増していることが分かった。大手スーパーマーケットIGAによると、コンビーフの売上は31%増加しており、生活費の高騰を背景に消費者たちが食費の節約に苦心している状況がうかがえる。

IGAによると、コンビーフは牛ミンチ、スコッチフィレ、ランプステーキと並ぶ人気の牛肉製品となっている。同社のエグゼクティブ・ゼネラルマネジャーのヤング氏は、コンビーフの価格は1キログラム当たり8ドルと、何とか食費を抑えようと考えている消費者にとって「非常に手頃な価格」と述べた。

さらに、ヤング氏は「この冬の寒さで、子どもの頃に母親が作ってくれたコンビーフ料理を思い出すこともある」と述べ、コンビーフを食べて育ったオーストラリア人にとって、寒い冬に懐かしさを感じることもコンビーフを手に取る理由の一つかもしれないと分析した。

IGAはまた、値下げ商品を求める人が増えたことから、コンビーフの価格を12ドル50セントから値下げを行っている。ヤング氏によると、他にも冷凍野菜やホームブランド商品に手を伸ばす人が増えているといい、「この6か月の間に買い物客の行動に大きな変化が見られた」と述べた。

 

ソース:news.com.au-Spike in corned beef sales as Aussies desperate to stretch weekly food budget

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