【WA15日】 今月末から始まるパリ五輪に合わせ、カンタス航空はパースとフランス・パリを結ぶ直行便の運航を開始した。パースからパリへは、2004年にシンガポール経由路線が終了して以来20年振り。
パース・パリ便の飛行時間は17時間20分で、世界で6番目に長い。週4便運航し、8月半ばのオリンピック終了以降は週3便に減便する。往路はパースを夜出発し、パリに午前7時前に到着。帰路はパリを午前半ばに出発し、パースに午前8時半頃到着する。夏の欧州での休暇を求める旅行者に人気が出ると期待され、バルセロナやフランクフルトなどパリを軸として欧州を移動できるのも本路線の魅力だ。
12日の就航便を記念し、フランスをテーマにした機内で乗客を迎えた。ビジネスクラスの乗客はシャンパンで案内された後、青と赤の限定版パジャマをプレゼントされた。エコノミークラスでも、ニース風サラダ、ブイヤベース、ブルゴーニュ風牛肉などが提供された。
カンタス空港のハドソンCEOは「パースは数年以内にシドニーに続く国内2番目のハブ空港になるだろう」「パリへの初の直行便だ。他ルートより3時間削減できる」「パース・ロンドン路線は信じられないほど成功し、パース・ローマ路線もかなり好調だ。パリ路線がどれほどの結果を出すか楽しみにしている」と話した。
カンタス空港は2026年、国内東海岸からロンドンおよびニューヨークへの22時間の直行便「プロジェクト・サンライズ」を控える。ハドソンCEOは「米国への直行便を増加させたい」と期待を膨らませる。
ソース:news.com.au – Qantas launches flight route between Perth and Paris