【ACT17日】 コンサートやスポーツ観戦のチケットはオンライン販売が主流だが、チケット予約サイトが課す手数料について、消費者機関に見直しを求める声があがっている。
チケット予約サイトが課す手数料は3~30ドルと多岐にわたる。予約サイト大手のチケットマスターによると、手数料はサイト運営費用などに充てられる。手数料はイベントごとに異なり、主催者とチケットマスター間で決められる。
消費者擁護者のアダム・グレザー氏は、「チケットを携帯電話で受け取ろうがプリンターで印刷しようが、手数料は変わらない」「ハンドリング・フィー、サービス・フィー、サーチャージ・フィー。名前は異なるがすべて手数料だ」と話した。
エコノミストのリチャード・ホールデン氏は、オーストラリア消費者・競争委員会(ACCC)に対し、後から付加的に手数料などを加算して決済時に総額を表示する“ドリッププライシング“を見直すよう求める。
非営利でチケット予約を運営するHumanitixは、予約手数料の利益100パーセントを世界中の保健や教育、食糧安定プログラムに充てる。これまでに1,000万ドル以上を寄付した。
ソース:news.com.au – Services fees under fire as experts call for review into costly fees when checking out online