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豪の移民流入数 首相の公約すでに超過か

【ACT17日】  オーストラリアへの海外からの純移民数は今会計年度の目標である39万5千人をすでに超過しているとみられることが、最新のオーストラリア統計局(ABS)のデータに基づいた公共問題局(IPA)による分析で明らかになった。ここ一か月分の入国者数はまだ集計されていないという。

直近の統計によると、純移民数は2023年6月までの12か月間で52万8,000人を記録した。連邦政府は移民を持続可能な水準まで削減すると約束。今年5月に予算案を発表した際、純移民数は23/24年度に39万5,000人まで減り、24/25年度は26万人で落ち着くと予想していた。

IPAの分析によると5月の純永住・長期滞在者の純入国者数は2万5,940人で、23年5月の3万1,310人に次いで過去2番目に多く、23年7月からの累計は44万5,510人となった。1月から5月までの純入国者数は24万2,750人で、今年最初の5か月としては過去最高となり、昨年記録した20万8,090人を上回った。

IPAによる分析では純永住・長期滞在者のデータに基づいて計算されており、連邦政府のアルバニージ首相が削減を約束した海外純移民数と異なる方法となっている。IPAは純永住・長期滞在者データはABSと6か月遅れで密接な関係があり、信頼できると説明している。

野党のダットン党首は政権を奪還した場合、海外からの純移民数を年間16万人まで削減すると約束している。

 

ソース:news.com.au-Australia adding ‘a new migrant every single minute’

 

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