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世界的なIT障害 空港などで影響続く

【ACT20日】  19日午後に世界各地で発生したシステム障害はオーストラリアでも大きな影響を及ぼしたが、少しずつ収束に向かっている。ただ、システム障害からの「二次的な影響」は20日も続くと予想されている。

マイクロソフトのシステムで発生した障害について、米IT企業クラウドストライク(Crowdstrike)のカーツCEOが19日、謝罪した。同社によると、基本ソフトウエアの「ウィンドウズ」の更新を行った際、問題が生じたことが原因とみられている。システム障害の影響はオーストラリア、ニュージーランド、日本、インド、米億、英国など各国に広がっている。

シドニー空港は、「空港システムはオンラインで作動しているため、オペレーションは通常通りだが各航空会社に影響が出る場合がある」とし、利用客にフライト状況の確認を促している。メルボルン空港も通常通り業務を行うが、米ユナイテッド航空がサンフランシスコ便の欠航を決めている。

格安ジェットスター航空は、手荷物の預け入れに通常より時間がかかっているものの、影響を受ける便は少ないとしてる。また、フライトが欠航する場合は利用客に直接連絡を入れていると説明し、連絡がない場合は予定通り空港へ到着して欲しいと説明した。ヴァージン・オーストラリアは安定した運行を予定しているが、出発前にウェブサイトを確認するよう勧めている。

 

ソース:news.com.au-Day two of IT crisis: What services are still out across Australia

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