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カード払い時のサーチャージ 回避可能な場合も

【ACT22日】   ここ最近、国内のカフェや店舗でカードで支払う際に、手数料のサーチャージを課されるケースがほとんどだろう。数セントや数ドルの上乗せでも、重なれば大きな出費だ。

オーストラリア準備銀行(RBA)の調査によると、国内でカード払いに伴うサーチャージは年10憶ドル近くに上る。英国や欧州連合(EU)などサーチャージが禁止されている国もあるが、オーストラリアは合法。

サーチャージを回避する一番の方法は現金支払いだ。特に大きな買い物では顕著だが、現金払いを受け付けない店舗もあり、これも合法だ。

公共料金の支払いなどは、銀行間送金またはBペイで追加手数料を避けられる。

デビッドカードは、マスターカードまたはビザカードのクレジット機能と、即時口座引き落としのeftposの2つの機能を持つのが普通。オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)によると、手数料はeftposが決済額の0.5パーセント未満、ビザおよびマスターカードのデビット支払いは0.5~1パーセント、ビザおよびマスターカードのクレジット支払いは1~1.5パーセント。

eftposはクレジットよりも手数料が低く、手数料が一切かからない場合もあるため、カードをスワイプまたは端末に差し込んで”savings”を選ぶと良い。携帯電話などカード以外のデバイスで支払う場合も、デジタルウォレット内でeftposを使うように設定すると良い。

RBAは、決済時に最も低い費用を常に選択するLCRの導入に向けて取り組んでいる。

手数料が高すぎると感じ、かつ店舗と問題解決できない場合は、居住する州または地域の公正取引機関に苦情を提出、あるいはACCCに通報を。

ソース:abc.net.au- Hate paying surcharges? Inserting your card rather than tapping could save you money

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