国際

豪、加、NZ3首相 ガザの即時停戦を要請

【ACT27日】  オーストラリア、カナダ、ニュージーランドの各首相は27日、共同声明を発表し、パレスチナ自治区ガザでの即時停戦を呼びかけた。

声明で3首相は、「ガザの状況は壊滅的である」、「人々が苦しんでいる状況は受け入れがたく、これ以上続けることはできない」とし、10日7日に起きた残虐な行為と現在まで続くテロ行為を非難する明確な立場を崩していないと述べた。

また、ハマスは「武器を捨て」、すべての人質を解放しなければならないとし、将来のガザの統治にハマスの「役割はない」と述べた。

パレスチナ保健当局は先に、イスラエルが昨年10月からガザで続けている地上・空爆作戦によって3万9,000人以上が死亡したと発表した。殺害された人の大半は民間人とみられ、230万人の人が家を追われ、避難所での生活を強いられている。

3首相はイスラエルに対し、「国際社会の懸念に耳を傾ける」ことを求め、「パレスチナ市民はハマス打倒の代償を払わされてはならず、戦争は終わらせなければならない」と訴え、国際司法裁判所(ICJ)の勧告が和平を達成するための唯一の「現実的」な選択だとして、これに応じるよう促した。

 

ソース:news.com.au-Prime Ministers of Australia, Canada and New Zealand issue joint plea for Gaza ceasefire

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら