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回収される乗用車が急増 生活コスト影響は中古車市場でも

【ACT28日】   生活コスト高騰の影響は、国内の中古車市場でも顕著だ。差し押さえによって回収された乗用車が急増している。

オークションサイト「ピックルズ」によると、過去6か月で回収・オークションに出される乗用車は13パーセント増加した。今年4-6月の1-3月期から11パーセント増加だ。背景に、生活コスト上昇とオーナーの借り換え能力が下がっていることが考えられる。

パンデミック後、中古車市場に出される車両は前年比34パーセント増加した。特に、電気自動車(EV)は今年4-6月期に新たに82台がオークションサイトに出され、1-3月期から91パーセント、前年比246パーセントそれぞれ上昇した。

オーストラリア統計局(ABS)は5月、乗用車購入による個人ローンは13憶9,700万ドルで中程度増加したと発表した。昨年9月の14憶ドルからわずかに減少したが、20年前の2006年5月の6憶9,300万ドルと比べて著しく増加している。

ソース: news.com.au -‘Significant’ increase in repossessed cars hitting auction shows cost of living biting hard

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