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食品用温度計をリコール バニングス

【NSW9日】  オーストラリア製品安全局(PSA)は9日、ホームセンター大手バニングス・ウエアハウスが全国で販売しているインクバード・デジタル食品用温度計について、規格に適合していないとして緊急リコールすると発表した。

PSAによると、リコールの対象となるのは型番BG-HH2Cのインクバード・デジタル食品用温度計で、ボタン型電池またはコイン型電池の安全基準を満たしていないという。電池が必須とされる安全基準の検査を受けておらず、子どもへの安全が保障されないと指摘している。

ボタン型電池やコイン型電池を飲み込んだ場合、窒息や重度の内部火傷、最悪の場合は死亡する危険性がある。また、これらの症状は電池を飲み込んで2時間以内に表れるという。

商品を購入した場合、直ちに使用を中止するとともに子どもの手の届かないところに保管するよう求めている。また、バニングスに返品すれば全額返金される。リコール対象の温度計が販売された期間は2022年11月から2024年7月4日となっている。

 

ソース:news.com.au-Inkbird Digital Food Thermometer pulled from Bunnings over child safety fears

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