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国内の求人広告数が急減

【ACT13日】   昨年、国内の求人広告プラットホーム大手「シーク」の広告数が急激に減少した。向こう数か月も求職者にとって厳しい状況が続くとみられる。

シークの2024年の年次報告によると、求人広告数が20パーセント減少した。イアン・ナレブCEOは「雇用市場の大部分でマクロ経済の状況が弱まるだろう」「オーストラリアおよびニュージーランドで今会計年度、有料広告数は減り続けるだろう」と分析する。

求人広告数減少により、シークの収益も前年比1憶100万ドル減の11憶6,000万ドルに減少した。同社は先月末、中国のリクルート企業「Zhaopin」に対する投資による減損損失1憶4,100万ドルを報告した。背景に中国の景気回復低迷が考えられる。

13日朝のシークの株価も8.5パーセント下がり、企業価値が6憶ドルほど減少した。

国内の失業率は現在4.1パーセント。大手銀行のウエストパックは来年半ばまでに4.5パーセントに上昇すると予想する。

ソース: news.com.au – SEEK stock slumps after reporting sharp drop in job ads

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