【ACT14日】　　　国内通信会社らは徐々に3Gネットワーク(第3世代移動通信システム)を終了している。8月末を持って3Gを終了予定のテルストラとオプタスは、デバイスの切り替えが間に合わない顧客を懸念し、10月28日に3G終了を延期した。

3G終了は2019年に最初に発表された。3Gのデバイスを使っている人は、10月28日までに4Gまたは5Gに切り替えなければならない。現在も、国内で数十万人が3Gの医療機器に頼っている可能性があり、ネットワーク終了の影響を受ける可能性がある。

テルストラとオプタスは、延長した2カ月中に顧客の認識を高める計画だ。オプタスのマイケル・ベンター暫定CEOは「特に緊急電話がつながるよう、4Gまたは5Gに対応するデバイスか確認してほしい」と顧客に呼びかけた。テルストラ技術開発幹部のシャンナ・セニビラニ氏は「これが最後の延期になるだろう」と話した。

全国地方保健連盟（NRHA）のスージー・テーガンCEOは「デバイスをアップグレードする金銭的余裕がない人や、ネットワーク終了の意味を理解しない人を懸念する」「死者が出る可能性もある。特に地方で懸念する」と話した。

地方の農家からは、3G終了前にすでに携帯電話の通信エリアが減っているとの声もある。テルストラは、3Gが存在するすべてのエリアで4Gを提供するとしている。

ソース: abc.net.au – Telstra, Optus 3G network shutdown delayed amid emergency call concerns