【NSW15日】 連邦政府は15日、2週間前に経営破綻したリージョナル・エクスプレス(REX)の運賃について、同社の手続きが終了するまで保証すると発表した。
REXは任意管理手続きに入った際、首都間で運航していたボーイング737便によるサービスを停止したが、地方都市を発着する小型機によるフライトはサービスを継続している。
連邦政府が介入したことで利用者のチケット料金が保証されることになる。REXのフライトがキャンセルとなり代替便がない場合、REXが返金できなければ政府が返金分を負担する。
連邦政府のキング運輸・地域開発相は、この保証は「誰も取り残されることのないよう」、オーストラリアの地域住民を支援するものだと述べた。保証対象は、REXが任意管理手続きを開始した7月30日午後9時31分以降に予約したすべての地域便となっている。
REXは地方や遠隔地に旅客便と貨物便を41路線運航しており、そのうち21路線は同社が単独で運航している。REXの管財人であるサム・フリーマン氏は、同社のフライトが今後運行されない可能性は低いと話した。
ソース:news.com.au-‘No one left behind’: Government will cover any refund Rex airline cannot pay