【VIC20日】 VIC州環境保護機関(EPA)は、ファーストフード大手3社の従業員が使用済み油やごみを排水管に廃棄したとして、罰金を科した。
EPAはメルボルンのマクドナルド、ハングリー・ジャックス、KFCに対し、店舗から汚染が報告されたとして書面で通達した。使用済み油やごみを収集タンクに捨てず、KFCの従業員が液体の入った容器を裏口外と排水管に捨てるところも目撃された。
ムーニー・ポンズのKFCは罰金5,769ドル、さらに油および液体クリーナーを雨水用の排水管に直接廃棄したとして罰金1,920ドルが科せられた。
プレストンのハングリー・ジャックスとキングスバリーのマクドナルドも、それぞれ罰金3,846ドルが科せられた。
EPAのスティーブ・ランズデル都市地域管理者は「誰もが環境を守る義務を持つ。ファーストフード大手は従業員に正しい廃棄法を教育するべきだ」と述べた。ファーストフードの包み紙や飲み物の容器がきちんと廃棄されていないとの報告も止まない。
KFCの広報官は、“一度きり“の不祥事だとして、「環境保護に対する責任を深刻に受け止め、安全な廃棄法に従うよう店舗に話した」と述べた。
マクドナルド・オーストラリアの広報官は、「3月に油の違法廃棄が発覚後し、従業員全員が正しい廃棄法の再訓練を受けた」と話した。
ハングリー・ジャックスの広報官は、「使用済み油の収集タンクを排水管から離れた店舗内に移すなど、追加の予防措置を講じた」と話した。
ソース:news.com.au – McDonald’s, Hungry Jacks and KFC slapped with fines by environment regulator