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ウエストパック 固定金利を引き下げ

【ACT21日】  4大銀行の一つウエストパック銀行は20日、持ち家および投資用不動産の固定金利ローンを引き下げると発表した。

持ち家の固定金利は6.69%から6.19%に引き下げられた。5年間の固定金利では5.99%と0.8%低下。投資不動産向けローンの引き下げ幅はそれほど大きくなく、1年間の固定金利で0.45ポイント低下の6.34%、5年間では0.70ポイント低下の6.19%となった。

オーストラリア統計局(ABS)によると、固定金利住宅ローンの人気は2021年7月にピークを迎え、新規および借り換えローンの46%が固定金利となっていた。

豪準備銀行(RBA)は政策金利を2024年まで据え置くことを示唆していたが、ロウRBA前総裁はRBAのガイダンスは「恥ずかしい」誤りであり、「もっと上手くやるべきだった」との見解を示していた。

オーストラリアの株式市場は年内の利下げを織り込み済みだ。NABは先月、住宅ローンの3年固定金利を0.6%引き下げ5.99%とした。今週発表された8月のRBA議事録では、RBAが利下げを急いでいないことが示されたが、米国は来月にも利下げに動くと予想されている。

 

ソース:news.com.au-Westpac cuts fixed-rate mortgages across the board

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