【NSW23日】 NSW州西部など3か所の倉庫で23日、抜き打ちの公正取引調査が行われ、子どもに危険性があるとして国内では取り扱いが禁止されている食料品が大量に押収されたことが分かった。
検査が行われたのはバンクスメドウ、ウェザリル・パーク、ウェントワース・ポイントの3か所にある倉庫で、国内で販売が禁止されているカップゼリー1万1,300個が押収された。
これらの商品には、窒息の危険性があるとされるこんにゃくが使用されており、国内では20年以上前から販売または輸入が違法となっている。国内では縦または横の長さが4.5センチ以下の商品にこんにゃくが使われている場合に限定されている。規制が導入される前に3歳の男児が窒息死する事故が発生している。
今回の捜索は、バンクスメドウの店舗でこんにゃく入りのミニカップゼリーが販売されているのを買い物客が見かけたことがきっかけとなった。NSW州警察によると、海外から大量に輸入され流通したとみられる。押収された商品は廃棄処分となっている。商品を販売した場合、罰金5,000万ドルが科される場合もある。
ソース:news.com.au-Potentially deadly children’s snack seized by police in Sydney