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建設関連労組の政府強制管理に反対 全国で抗議活動

【ACT27日】   連邦政府は先週、建設・林野・鉱山・エネルギー労働組合(CFMEU)に対し、管財人による事業管理を強制すると決定した。27日、これに反対する組合員数万人が国内各地で抗議活動を行った。

CFMEUは広く行き渡った汚職と犯罪組織とのリンクが疑われていた。連邦政府は先週、同組合を管理する権限を持つ法案を可決させ、職員およそ300人が解職された。

シドニーでは、NSW州議事堂外で演説を行った元NSW州支部長官のダレン・グリーンフィールドさんに対し、建設作業員らが拍手喝采した。グリーンフィールドさんは23日、フェアワーク委員会が選任した管財人を強制的に受け入れさせられて解職された。同氏は労働党を非難し、アルバニージー連邦首相を“汚れた悪者“と呼んだ。

ブリスベンでもクイーンズ・ガーデンズで抗議活動が開始すると、オフィスらはロックダウンに入った。他の組合も支持を示した。QLD州電気業組合のピーター・オング長官は「建設業界の犯罪者は、建設業者と開発業者だ」と述べた。

メルボルンでも、蛍光色のハイビズ作業着の集団がフェアワーク委員会外に集まった。フェアワーク委員会のオンブズマンは26日、「雇用主の承認なしで勤労に反したら、公正労働法に反した保護されない示威行為に値する可能性がある」と警告した。

WA州では、南部アルバニーから400キロメートル超離れたパースの集会に参加した組合員もいた。少なくとも1,000人の抗議者は「誰がこの都市を作った?私たちだ!」「CFMEUは永遠に存在する」と唱えた。

パースの集会に参加したオーストラリア製造業労働組合(AMWU)WA州支部のスティーブ・マッカートニー長官は「法によって労働者を攻撃するとは。労働党は行き過ぎだ」と話した。

オーストラリア海事組合(MUA)WA州支部のウィル・トレーシー長官も「十分証拠の無い汚職疑惑を理由にCFMEUの基本権利を否定するとは侮辱だ」「大企業やカジノ、高齢者介護業界、金融業界で大規模な不正行為があっても、管財人が選任されることはない」と話した。

アルバニージー首相は先立って、「仕事場から離れて抗議活動に参加すれば、それ相当の結果が待っている」「全組合員のために事業管理を行うと決定した」「作業員はすばらしい仕事をする。組合に汚職が存在しないと確かめたい」と主張した。

ソース:news.com.au – Thousands take part in unauthorised construction worker strikes despite warnings

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