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サンシャインコースト市 シェア電気スクーター撤去へ

【QLD29日】  QLD州サンシャイン・コースト市で、約400台の電気スクーターが撤去されることが決まった。同地区では昨年、電気スクーターのシェアサービスを運営するニューロンと18か月のトライアルを開始していた。

トライアルは門限や駐車制限などの厳しい条件があり、サンシャイン・コースト市中心部の非常に限定された地域だけが対象となっていた。市議会は29日、ナトリ市長と10人の評議員全員一致でこの計画の廃止を決め、ニューロンとの契約終了を決定した。

評議会は、トライアル中に重大な問題は見つからなかったが、継続するのは「適切ではない」と判断した。同市が約1,300人の市民を対象にアンケートを実施したところ、60%が安全性や環境の快適性に不安が残るとして終了を希望した。

報告書によると、回答者の4分の1は当該のスクーターを利用したことがなく、大半の人がニューロンのスクーターを自家用スクーターと混同していたとみられ、「地域住民は個人所有の電気スクーターとレンタルの電気スクーターを区別していないようだ」とまとめた。

一方、スアレス副市長は、家に車を置いて出かけることを奨励するのがトライアルの目的であったとすると、電気スクーターにそのような力はなかったとの見解を述べた。

 

ソース:abc.net.au-Shared e-scooter trial scrapped by Sunshine Coast Council

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