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交通検問で薬物検査強化へ 9月1日から施行 NSW

【NSW31日】   9月1日から新たな薬物検査制度が路上で施行されることになり、より多くのドライバーが摘発されることになるかもしれない。

NSW州警察は、最初の薬物スクリーニング検査で陽性反応が出たドライバーを署に連行するのではなく、路上での経口検査のために逮捕することになる。
経口検査は分析に回され、その場で陽性反応が出た場合は、ドライバーは24時間運転禁止となり、起訴される可能性もある。

州警察は昨年度、州全体で21万7,000件の経口検査を実施している。デビッド・ドライバー警視監代理は「新しい検査の導入により、警察が署内で処理する時間を短縮できる。また、道路網における死亡事故の主な原因は、スピード、疲労、薬物、アルコールだが、これらの要因を減らし、より多くの命を救うための手段の一つとして強化するもの。薬物使用者は逮捕される可能性が高くなることになる」と述べた。

ヤスミン・キャトリー警察相は「違法薬物の影響下での運転が人命を犠牲にしている。警察がこの法制度を施行するのは、すべての人が安全に帰宅できるようにするため」と説明した。2023年には1万7,507件の陽性反応が出ており、飲酒運転に比べ薬物運転による交通事故死が多かった。

 

ソース:news.com.au – Big change to roadside test starts tomorrow

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