【VIC6日】　　オーストラリア水泳協会（Swimming Australia）は6日、パリ五輪でコーチを務めたマイケル・パルフリー氏について、契約違反があったとして即日解雇とする方針を明らかにした。同氏は、韓国の代表選手がオーストラリア代表選手を破って勝利することを期待するとの内容のコメントを行い、コーチの立場として不適切との指摘が上がっていた。

パルフリー氏は先月、韓国のテレビ取材に応じた際、韓国のキム・ウミン選手が男子400メートル自由形で勝利することを願っているとコメント。同レースには、オーストラリア代表のサム・ショート選手とエリジャー・ウィニントン選手が出場していた。

オーストラリア水泳協会は声明の中で、「パルフリー氏は自身の評判を落とし、水泳協会の評判に深刻なダメージを与え、水泳協会の利益を損なっており、雇用契約に違反したとみなされる」と説明した。

同協会のウッドハウスCEOは、パルフリー氏の雇用が即時終了し、オーストラリア・サンシャインコースト大学のアスレチックチーム「USCスパルタンズ」で後任を探す手続きが始まっていることを認めた。パルフレー氏はコーチ資格は維持する見通し。

ソース：abc.net.au-Swimming Australia sacks coach Michael Palfrey over ‘Go Korea’ comment at Paris Olympics