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2地点間の平均速度監視カメラ NSW州で試験導入

【NSW8日】   NSW州の地方2か所で、2地点間の車両走行速度を監視するカメラが試験的に導入される。平均速度を測定し、スピードカメラ前のみの減速運転を防ぐ。

2地点間の走行速度を監視するカメラは、パシフィック・ハイウェイのキューとレイク・インズ間、ヒューム・ハイウェイのクーラックとガンダガイ間で全車両を対象に試験的に6か月作動される。大型車両にはすでにカメラが作動されている。最初の60日間は、スピード超過が認められても罰金や減点はなく警告のみ発令される。カメラがすでに設置されており、2018年以降両地点で計6人が交通事故で死亡していることから選ばれた。

グラハム州道路相は、「2地点間の平均速度監視カメラでは、カメラの前のみ減速しても罰金を避けられない」「15~16キロメートル間の平均速度を監視する」「平均走行速度の超過は地方で特に大きな問題だ」と話した。

ニューサウスウェールズ大学のレベッカ・アイバーズ教授は「NSW州で何年も、乗用車に対する平均速度監視カメラの導入を求める声があった。他州や海外で広く導入されている」と話す。

今年に入ってNSW州で、昨年同時期より2人多い227人が交通事故で死亡している。過去10年で、全交通死亡事故の41パーセントがスピード超過によるものだ。

ソース:abc.net.au – NSW government to trial average speed cameras for all vehicles in bid to curb state’s rising road toll

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