【WA9日】 昨年、パースからシドニーに向かう航空機内で乗客の物騒な振る舞いにより、パイロットは燃料を捨ててパースに引き返ざるを得なかった。裁判で乗客の男性に対し、罰金に加えて廃棄された燃料代の支払いが命じられた。
昨年9月25日、パースからシドニーに向かった航空機内で、WA州の男性が手に負えない振る舞いをした。パイロットはパースに戻り、途中で燃料を廃棄した。航空会社が連邦警察に通報し、男性は逮捕・起訴された。
パース簡易裁判所で6日、男性は有罪を認め、航空会社に対し燃料費8,630ドル超、さらに罰金9,000ドルの支払いを命じられた。
連邦警察のショーナ・デイビス警視は「今回の事件は、機内で治安を乱す違反者には多額の費用が科せられるとの警告だ」「航空会社職員の指示に従うほうがずっと簡単。不要な騒ぎを起こせば、財布に影響が出る」「連邦警察は、出発から到着まですべての旅客の安全な移動を保証する」と話した。
ソース:news.com.au – Aussie man forced to pay for flight after his on-board behaviour forces pilot to turn around and dump fuel