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ブリスベン五輪に備え、若手の才能発掘

【QLD10日】   2032年のブリスベンオリンピックを前に、オーストラリアスポーツ委員会(ASC)は来月、若手才能の発掘キャンペーン「Future Green and Gold(未来の緑と金色)」を開始する。緑と金色はオーストラリアの代表色だ。

ASCはオーストラリア国立スポーツ研究所(AIC)、全州のスポーツ研究所、パラリンピック・オーストラリア、さらに40種目以上のスポーツと連携して五輪国内開催を前に若手の才能を発掘する。ASCによると、カヤックのアリス・ウッド選手およびジェイコブ・クリア選手、さらに今年のパラリンピック国内代表チームの3分の1以上が前回の選考で発掘された。

8日に終了したパリ五輪パラリンピックで、オーストラリアのメダル獲得数は1988年以降最少だった。この結果を受けて、才能の発掘とトレーニングにさらなる投資が必要と考えられた。AISのマッティ・クレメンツ氏は「特にパラリンピックで現在の人材プールを増強し、史上最高のチームでブリスベン大会に備えたい」と話した。

オリンピック選手候補は13~23歳、パラリンピック選手候補は13歳以上に絞って才能を発掘する。過去のスポーツ経験は問わず、別のスポーツに転向もありだ。ローイングのタラ・リグニー選手は、東京オリンピック前にNSW州スポーツ研究所に才能を見出され、ネットボールから上手に転向した。

AISで全国のアスリート発掘に携わるアネット・イーストウッド氏は「オリンピックを目指す若い世代にとって素晴らしい機会だ」「隠れた才能を見つけ、可能性を引き出すのが我々の仕事。誰もを歓迎する」と話した。希望者は、AISのウェブサイト(www.ausport.gov.au/talent)を参照のこと。

ソース:news.com.au – Australian sporting bodies launch unprecedented Brisbane talent search

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