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ブリス空港改修計画 第3ターミナル建設へ

【QLD12日】  ブリスベン国際空港を運営するブリスベン空港公社(BAC)のヤン・デ・グラフCEOは12日、新たに第3ターミナルを建設すると発表した。第3ターミナルは平行に走る2本の滑走路の間に建設し、国内線と国際線の両方に対応する。新ターミナルは2027年に完成する見通しだ。

ブリスベン国際空港は、今後10年間で50億ドルをかけたアップグレード計画を進めている。ヤン・デ・グラフCEOによると、アップグレードはセキュリティと旅客体験の2つに重点を置くと説明した上で、「現在の空港ではキャパシティが足りない」と述べた。

国際線ターミナルの改修では、セキュリティ対策の合理化とアップグレードのほか、セルフチェックインや効率的な手荷物預け入れシステムが導入される。また、乗客がノートパソコンやタブレット端末を手荷物の中に入れたまま検査を受けられる断層撮影が行える手荷物検査機の導入により、検査がよりスムーズに行われることが期待されている。

12月4日からブリスベンに乗り入れを決めている米デルタ航空のムーモー氏は、ブリスベン空港のアップグレードが実現すれば、QLD州はロサンゼルスなどの他の主要国際空港と肩を並べることになると述べた。同氏はまた、ブリスベンの人口増加や好調な観光市場が乗り入れを決めるきっかけになったと話した。

 

ソース:abc.net.au-Equipment, design upgrades and new terminal revealed in plans for $5 billion airport project in Brisbane

 

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