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充電中のiPadから発火で家が全焼に WA

【WA14日】   パースで12日の午後、家族が留守中にiPadを充電したまま外出したところ、火災が発生し自宅が全焼、ペットが死亡する大惨事が起きた。

WA州消防救急サービスによると、ジャロッド・キングさんとジャワさんの若い夫婦、そして3歳の娘と飼い犬に怪我はなかったが、家にいた猫が死んだという。寝室で充電していたiPadが発火したのが原因だった。今回の事件を受けて、消防署長は留守中にデバイスをコンセントに差したままにしては行けないと警鐘を鳴らしており、同夫婦も同様のメッセージを訴えた。

ジャロッドさんは「30分もしないうちに全てがなくなった。当たり前だと思っていたことが、これだけの被害をもたらした。本当に怖かった」と語った。iPadは約1年前に購入したもので、同梱していた充電器を使用していたという。

充電式ベイプ、ノートパソコン、スマホ、タブレット、ゲーム機器、Eスクーター、キャンプ用品など、国内全土で数えきれないほど多くの機器にリチウムイオン電池が使用されている。同救急サービスのスポークスマンは「すべての種類のバッテリーにはリスクがある。リチウムイオン電池は可燃生の有機溶媒を使用しており、発熱で揮発してしまうと引火の可能性があり、致命的になる場合がある」と説明した。正規品以外の充電器を使用したり、過充電すると、火災の危険性は著しく高まるという。

リチウムイオン関連の火災に関する全国的な統合データベースはないが、NSW州では2023年に200件以上のリチウムイオン電池関連の火災が発生している。

 

ソース:news.com.au – ‘Happens so quickly’: Chilling iPad warning after fire destroys Perth home, killing pet

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