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コモンウェルス銀 顧客対応にチャットボット導入

【ACT18日】  4大銀行のコモンウェルス銀行は、数千人のコールセンタースタッフに代わるChatGPT型のAIチャットボットを試験的に導入しているようだ。

コモンウェルス銀行は現在、同行の顧客でもある行員を対象にAIチャットボット「ヘイ・コムバンク(Hey CommBank)」の試験運用を行っている。同行はまた、AIイノベーションの取り組みとして国内で初めて、アマゾンと共同でAIファクトリーと呼ばれる先端技術を稼働させた。

コモンウェルス銀行のマクマラン最高データ責任者(CIO)によると、ヘイ・コムバンクの用途の一つは住宅購入に必要な貯蓄額を顧客に伝えることだという。チャットボットは銀行で説明されるよう、会話形式で同行のデータを使って顧客による問い合わせに応じる。

現在、同行は2,400人のコールセンタースタッフを雇用しており、1日当たり約5万人の顧客に応対している。マクマランCIOによるとすでにAIによる顧客対応の電話モニタリングを開始しており、1.2秒で原稿に変更された後、AIが顧客感情を判断しているという。

コモンウェルス銀行は、これらのAI技術により従業員は「AI技術の安全な開発」を行うことが出来るようになるとし、顧客やコミュニティはより個別化された、状況に沿ったサービスを受けられるようになるとしている。

 

ソース:news.com.au-Commonwealth Bank exploring prospect of replacing call service jobs with AI-driven chatbot

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