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コールズ オンライン購入で新システム導入

【VIC20日】  スーパーマーケット大手コールズは、VIC州トゥルガニーナ(Truganina)とNSW州ウェザリルパーク(Wetherill Park)に国内初となるカスタマー・フルフィルメント・センター(CFC)をオープンした。オンラインで購入した商品を店舗を介さず購入するシステムで、買い物客は豊富な品揃えの中から新鮮な食材を迅速に購入できるという。

CFCは英国で人気のAIテクノロジー、オカード(Ocado)を利用し、ロボット工学やオートメーションによって食料品を梱包することが可能だ。

コールズのウェッカートCEOによると、CFCの導入により、顧客は注文した商品すべてを時間通りに受け取ることが出来るようになる。これまでは店舗に在庫がない場合、注文した50個のうち45個しか商品が届かないこともあったという。また、CFCでは生鮮食品をより短期で顧客に届けることが可能になり、これまでのように商品が届いた2日後に賞味期限が切れるといったことがなくなるという。さらに、品揃えが豊富になり、店頭での買い物に比べて20%多い商品から買い物が出来るようになる。

ウェッカートCEOはCFCで新商品を販売し、好評だった場合には店舗での販売を行うといった新しい販売方法も試したいとしている。

サービスの提供範囲は、トゥルガニーナのCFCが西部バラン(Ballan)から東部バニップ(Bunyip)、北部ビバリッジ(Biveridge)からモーニングトン・ペニンシュラ(Mornington Peninsula)まで。ウェザリルパークのCFCは、西部ヘイゼルブルック(Hazelbrook)から東部ボンダイ(Bondi)、北部コーワン(Cowan)から南はバーゴ(Bargo)までとなっている。

 

ソース:news.com.au-‘Excited’: Coles launches $400m Australian online shopping first

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