【NSW20日】 シドニー西部ムーアバンクで20日午後ごろ火事が発生し、軽産業会社6軒が全焼したことが分かった。大きな炎が立ち上り、目撃者などから数多くのトリプルゼロ通報があったもようだ。
NSW州火災・救急(Fire and Rescue NSW)は、午後2時10分ごろ、シドニー西部ムーアバンクのカレスキー・ストリートで火災が発生しているとの通報を受けた。出動した消防隊は多くの煙が立ち上っているのを確認し、さらに応援を要請した。
FRNSWの広報担当者は、「消防隊は直ちにあらゆる角度から消火を開始した」、「上空からは他の敷地への延焼を食い止めることを優先し、2人の消防士が消火活動にあたった」と説明。ただ、火災を食い止めることは出来ず、隣接する敷地への延焼で敷地内の6つのユニットすべてが大きな被害を受けた。
広報担当者によると負傷者は報告されておらず、現段階では火事の原因も明らかになっていないという。警察の広報担当者によると、現場は犯罪現場かどうかが判明するまで立ち入り禁止とし、交通整理を続けると説明した。
ソース:news.com.au-Multiple businesses in Sydney’s west destroyed by a huge industrial fire