【NSW24日】 シドニーのマンリーフェリーが、将来的に排ガスゼロの電動フェリーに移行する。2035年までに現行のディーゼル船から交代し、新たなフェリーは国内で建造される見通しだ。
毎日、通勤者や観光客など多くの人がマンリーフェリーを利用する。次世代のフェリーは乗船箇所も2階建てになり、多くの乗客が素早く乗り降りできる。
NSW州のヘイレン運輸相は「マンリー・フェリーは蒸気船として始まり、現在のディーゼル船に移行し、近代的な電動フェリーに代わる」「海外で建設された現行のディーゼル船は乗船通路が1か所で、多くの乗客が乗れない」「新たなフェリーは乗客の需要を満たすとともに、排ガスもゼロだ」と話した。
シドニー西部パラマタの「リバー・クルーズ」も、2026年に電動フェリーの試験運転を計画する。
ソース:news.com.au – Iconic Sydney ferries to be replaced by electric vessels