【QLD4日】 QLD州で今年8月、母親と公園に来ていた生後9か月のルカちゃんが熱いコーヒーをかけられ大やけどを負った事件で、逃走していたのは33歳の中国人の男だったことが分かった。中国メディアが今週、男の身元を明らかにしており、過去にワーキングホリデービザと学生ビザでオーストラリアに滞在していたことも分かった。
男は8月27日の事件発生の翌日、NSW州まで車で移動し、8月31日にシドニー空港から出国。QLD州警察はその後、傷害罪で男の逮捕状を取っていた。
中国メディアによると、男はオーストラリアの東海岸を転々とし、食肉加工工場などで働いていたという。直近のビザ申請が却下されたことに腹を立て、オーストラリアを去る前に犯行に及んだとみられている。また男の同僚を名乗る男は、中国のソーシャルメディア上で「男は脳に問題があった」、「いつも奇妙で扱いにくかった」と話したという。
ルカちゃんの母親は9ニュースの取材に応じ、犯人とされる人物がいまだ逃走中であることについて、「彼は今どこにいるのでしょうか?刑務所にいるのでしょうか?通りを歩いているのでしょうか?」と問いかけた。また、父親は「ただ彼が罰を受けることを望んでいる」と話した。
QLD州のダルトン警部補は、警察が男の身元を割り出した12時間後に国外へ逃亡したことを明かし、12時間も見逃していたことにがく然としたが、任務を遂行するという決意に変わったと話した。
ソース:news.com.au-Mum of coffee attack baby speaks out as Chinese national’s alleged motive is revealed