【NSW5日】 シドニー南部で、20羽以上のコカトゥーが「意図的な」毒殺されているのが発見され、大規模な調査が開始されている。
NSW州環境保護局(EPA)によると、この3週間の間に少なくとも22匹のコカトゥーが病気になったり死亡しているのを一般市民が発見しており、警鐘を鳴らしている。
毒殺されたコカトゥーは、ガイミア、ガイミア・ベイ、ミランダ、グレイズ・ポイント各地で確認されており、同保護局の局長は犠牲になった鳥の体内から高レベルの殺虫剤メソミルが検出されたと述べた。
同局長は「意図的あるいは軽率な行為とはいえ、農薬の誤用による鳥の殺処分は重犯罪であり、我々は原因の究明に取り組んでいる」とし「メソミルは家庭菜園の使用には適さないため、故意かどうかが焦点となる。農薬法では、在来種の鳥を殺傷するために農薬を使用する事は違法となる」と説明している。
病気の鳥を発見した場合、鳥を保護するために洗濯かごを逆さに置いて、野生動物保護団体であるWIREに連絡するように一般市民に呼びかけている。
ソース:news.com.au – Appeal launched after more than 20 cockatoos found sick or dead from ‘deliberate’ poisoning in Sydney’s south