【NSW4日】 コンデナスト社が発行するコンデナスト・トラベラーで投票を募った世界ランキングで、NSW州シドニーが首位を獲得し、世界有数の観光地としての地位を確固たるものにした。
Readers’ Choice Awards 2024では、英国中の12万人以上の読者が投票し、シドニーが「屋内外でのユニークなライフスタイル」でトップに輝いた。2位はスペインのバレンシア、3位はシンガポール、4位は香港、5位はスウェーデンのストックホルムが続いている。
シドニーとメルボルンのどちらが優れているかという「友好的な」ネタは州間で昔から続いているが、今回はシドニーに軍配が上がったようだ。「最も友好的な都市」部門でも1位のシンガポールに次いで、2位にはシドニーが選ばれている。
メルボルンのホテル、ザ・ランガムはオーストラレーシアのベスト・ホテル部門で10位に入っているが、同部門でトップに立ったのはシドニーのCBDに位置するフラートンで、2位はパークハイアット・シドニーが選ばれている。
一方で、オーストラリア政府観光局による最新の海外観光者調査データによると、シドニーが6月に受け入れた外国人観光客数は344万6,000人で、この数字は2019年同時期の16%を下回った結果となっているという。
シドニーの旅行代理店Experience Coの最高責任者であり、前豪政府観光局の常務取締役のジョン・オサリバン氏は、今回のシドニーの輝かしい受賞結果は、豪国内で多くの消費、長期滞在、そしてより遠くへ旅行する可能性の高い旅行者の目に留まるために大きく貢献するものだと語った。
ソース:news.com.au – Aussie city is voted best in the world