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繁忙期控え金利引き下げを要請 小売業界

【ACT6日】   毎年、クリスマス前の6週間は小売業界にとって販売高が最も伸びる期間だ。業界は連邦準備銀行(RBA)に対し、11月の定例会で金利引き下げを求める。

ブラック・フライデー、サイバー・マンデー、クリスマス前セールを含む10~12月は、小売業界にとって1年で最も販売が伸びる時期だ。

調査会社ロイ・モーガンは、クリスマス前6週間の小売販売高は697憶ドルと見積もる。さらに生活コスト高騰の影響で、ブラック・フライデーからサイバー・マンデーの4日間のみで67憶ドルの売り上げが予想される。

オーストラリア小売協会(ARA)はRBAに対し、政策金利を引き下げて消費を促すよう求める。ARAのポール・サーラCEOは「小売業、とくに小規模事業は過去最も厳しい状況に強いられている。11月に金利が引き下げられると期待する」と話した。

8月の月次売上高は、予想の0.4パーセント増を上回る0.7パーセントだった。デパート(1.6パーセント増)と服飾(1.5パーセント増)が背景にある。オーストラリア統計局(ABS)は、今年の8月は1910年以来最も暖く、春の服飾と父の日のギフト販売が背景にあったと分析する。暖かい気候の中、外でカフェやレストランを訪れる人が増え、家でのアルコール消費量も伸びた。この恩恵を受けた国内東部に対し、例年より雨が多かったWA州は小売販売が停滞した。

ソース:news.com.au – Retail associations call for November RBA rate cut to help save struggling businesses

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