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カンタス キャンセル便のチケット販売で1憶2,000万ドル支払い

【ACT8日】   カンタス航空がすでにキャンセルされた8,000便超のチケットを販売した件で、連邦裁判所は同社が罰金と賠償金合わせて1憶2,000万ドルを支払うことを認めた。

2021年5月から2023年8月にかけて、カンタス航空が存在しない航空チケット8万6,000枚超を販売し、さらにキャンセルについて余裕を持って乗客に知らせなかったたとして、オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は同社を訴えた。今年5月、同社は罰金1憶ドルと乗客への賠償金2,000万ドルを支払うと合意し、8日にメルボルンの連邦裁判所でヘレン・ロフェ裁判官がこれを認めた。

カンタス航空は国内線で影響を受けた乗客に225ドル、国際線に450ドルそれぞれ支払う。

カンタス航空のヴァネッサ・ハドソンCEOは5月、「ナショナルキャリアとしての信頼回復に向けて、また一つ重要なステップだ」「ロックダウン後の運航再開時、旅客を落胆させ、自社の基準にも満たなかった」「多くの旅客にキャンセル便についてタイムリーに知らせず、心から謝罪する」と話した。

合意の一旦としてACCCは、「カンタス航空が、提供する意図のないサービスに対して乗客から支払いを受け取った」との疑惑は追求しないと合意した。

ソース:news.com.au – Qantas cops $120m settlement with watchdog over ‘ghost flights’

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