【VIC10日】 VIC州の屋内プレイセンター「Funtopia Maribyrnong」で2022年、当時8歳の少女が縄梯子から7メートル下へ落下し脊柱骨折の重傷を負った事故で、メルボルン地域裁判所はプレイセンターを運営するエンターテインメント・ベロシティ有限会社が適切なメンテナンスを行わなかったことが事故につながったとして同社の責任を認めた。
VIC州政府の安全監督部門であるワークセーフのジョセフ氏によると、事故が起きたプレイセンターは2018年にエンターテインメント・ベロシティに買収され、その後、州内に2店舗を構えていた。同氏は、「エンターテインメント・ベロシティ」がすでにあった安全上の問題について、対処が非常に消極的だったと指摘した。
裁判所は、事故後に行われた専門家による評価で、安全装置が「非常に摩耗した状態だった」ことが判明したと伝えた。また、ジョセフ氏は、装置のチェックと監視のためのプロトコルが不十分であったことを指摘し、エンターテインメント・ベロシティは製造元からのプロトコルを把握しておくべきだったと述べた。
エンターテインメント・ベロシティの代理人であるラッセル氏は法廷で、同社による違反の責任を認めたが、これは要件を「意図的に」無視したものではないと述べた。また、施設の利用客は店舗側の安全性やメンテナンスに関する情報を頼りにしていたと述べた。
判決はワイルドバーガー判事によって延期され、11月に再び法廷に戻る予定だ。ファントピア・オーストラリアの運営責任者であるガーディナー氏は声明の中で、すべての場所で安全が最優先され、厳しいトレーニングと安全プロトコルが実施されていると述べた。
ソース:news.com.au-Indoor play centre Funtopia Maribyrnong enters guilty plea for safety breaches after girl, 8, injured in fall