【ACT21日】 パンデミック中にカンタス航空が従業員1,700人を解雇したのは不当だとして、連邦裁判所は同社に対し、従業員3人に合わせて17万ドルを支払うよう言い渡した。運輸労組(TWU)は今後、残りの従業員への補償合わせて1憶ドル以上を求める見通しだ。
連邦裁判所は2021年、カンタス航空が2020年に地上職員を解雇して安価な契約職員を外注したのは違法だと認めた。裁判所は21日、元従業員3人に対する補償を支払うよう要請した。
マイケル・リー裁判官は、「完全な補償額を決める前に、4年間におよぶ訴訟機関を考慮し、TWUの組合員3人にそれぞれ3~10万ドルを試験的に支払われるべき」と発表した。来月、最終的な金額が定められるが、元従業員に対する補償金は1憶ドルを超える可能性もある。TWUはさらにカンタス航空に対し、罰金最大1憶ドルを求める姿勢だ。
カンタス航空のバネッサ・ハドソンCEOは「影響を受けた元従業員に心から謝罪する。責任は当社にある」「TWUと連携して迅速に補償プロセスを進める」と話した。
解雇された元地上職員のドン・ディクソンさんは「一生働くつもりでいた。別の仕事を探すのは非常に困難だった」と話した。
ソース:news.com.au- Qantas to pay hefty $200,000 fee to three illegal sacked workers
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