【ACT28日】 昨年度の所得税申告(タックスリターン)を自分で行う人は、3日後の今月31日が期限だ。自営業を営む150万人の半数近くがまだ申告していない。会計士に委託する予定の人も、今月中に会計士に連絡して登録されなければ罰金対象になる。
国内の自営業者がタックスリターンを後回しにする理由として、時間がかかる(43パーセント)、手続きに伴うストレス(26パーセント)、還付額は最小限(17パーセント)と考える人が多い。
回答者の3分の1がタックスリターンにストレスを感じると答えた。最も高いストレスは領収書をまとめること(25パーセント)、次に還付額の不確かさ(21パーセント)、控除対象項目の理解不足(15パーセント)が続いた。
一方、タックスリターン時期のストレスに関わらず、国内の自営業者の60パーセント以上が仕事に満足し、ワーク・ライフ・バランスを肯定的にとらえている。55パーセントは「生活全体がポジティブ」と答えた。さらに50パーセント以上が「財政的に安定している」、60パーセント近くの人が「仕事は安定している」と答えた。回答者の55パーセントが前四半期よりも粗利益を伸ばしており、2022年6月以降最高の水準だ。
NSW州南部カイアマの屋根職人、オルセン・ジョセフさん(55)は「通常の毎週の事務処理に加え、タックスリターンに10時間以上かかる」「現場で1日働いた後、パソコンの前に座って財務処理をしたくない。専門領域ではない」と話した。
ソース:news.com.au-‘Harder in the long run’: Warning for self-employed Aussies as tax deadline looms