【ACT30日】 国内の64の保育提供機関は、クリスマスまでに従業員の賃金を10パーセント引き上げる見通しだ。連邦政府による労使改革により、国内で初めて複数の雇用主をまたいだ労働協約が結ばれる。
連邦政府による労働協約の改正により、別の雇用主の元で働く同業者間で労使協定を結ぶことができる。幼児教育業界の組合団体、ユナイテッド・ワーカーズ・ユニオン(UWU)は昨年6月、64の保育提供機関にわたる労使協定を申請し、昨年9月にフェアワーク委員会がこれを認めた。30日に最終化される予定だ。
クリスマスまでに、保育者およそ1万2,000人の賃金が10パーセント引き上げられる。来週予定される投票によって、さらに1万6,000人が恩恵を受ける見通しだ。
UWU幼児教育部門のキャロリン・スミス責任者は「保育者は仕事を愛するが、家賃を払えない」「賃上げによって既存の保育者を維持し、新たに業界に加わる人も増えるだろう」と話した。
ベテラン保育者のクリスティン・スコットさんは「夫の収入に頼らなければならなかった」「同様に保育の道を選んだ娘にも、家族を持ち、心地よく暮らしてほしい」と話した。
ソース:abc.net.au- Childcare providers to back multi-employer bargaining agreement
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